平成22年7月10日(土)と11日(日)の両日、タカラ物流システム㈱において、物技研会員会社および協力会社から選抜されたドライバー30名が参加し、第5回ドライバー・インストラクター養成講習が開催されました。
◆10日(土)
初日は、実際にトラックのタイヤを外してブレーキとベアリングの構造や仕組みを研修した後、日常点検の方法を研修しました。
日常点検では、まず全日本トラック協会のドライバーコンテスト全国大会で優勝経験のある㈱バンテックの濱野さんが、手本となる点検を見せた後、6班に分かれて実習しました。
各班のトラックには、ナットの緩み、空気圧不足、ブレーキランプ切れなどの不具合が仕込んであり、参加者は不具合を見つけようと真剣に点検に取り組んでいました。
◆11日(日)
2日目は、4班に分かれ、実際の運転をセンサーを使って評価する研修(運転技能自動評価システムobjet)、左折時の速度(徐行の体得)・トラックの尻振り・ブースターケーブルの接続方法の研修、危険回避研修、カート研修を、順番に学んでいきました。
今回は、楽しみながら学ぶという意味でカート研修が取り入れられ、参加者は設置されたパイロンの間をスラローム走行してタイムを競いましたが、タイムレースとなると、先急ぎ心理に陥り、それが運転ミスを招くことなど、楽しく学んでいました。
【カリキュラム】
日 |
時間 |
研修項目 |
10日 |
13:00~13:30 |
開講・オリエンテーション |
13:30~17:00 |
ブレーキ・ベアリング構造と日常点検方法 |
|
11日 |
9:00~16:00 |
運転技能自動評価システム(運転実技) 危険回避研修・シートベルト カート研修 左折時の速度(徐行の体得)・トラックの尻振り・ブースターケーブルの接続 |
16:00~16:50 |
アンケート他 |