日本ロジスティクスシステム協会で物技研の活動を紹介

 平成26年3月11日(火)、東京都港区の浜松町東京會舘(世界貿易センタービル39階)において、(公益社団法人)日本ロジスティクスシステム協会=JILS=の第31回物流子会社懇話会が開催され、当会の宮本秀俊会長(アサヒロジ㈱安全企画推進室長)が、「物流技術研究会の活動内容」について講演を行いました。

 

 この懇話会は、ロジスティクス・ マネジメントを研究するため、JILSが定期的に開催しているものですが、宮本会長がゲスト講師として招かれ、当日は物流企業の経営層や管理者など100名近くが参加されました。

 宮本会長は「現場が主役の安全管理と同業他社との相互取組みについて」と題して講演を行い、物流技術研究会の活動内容(安全や品質管理等の教育活動)や活動成果、今後の課題等についてなど、物技研の熱い思いを語りました。

「安全を基礎とした」現場のリーダー育成を目指す

 宮本会長は、物流技術研究会のポリシーとして、本当の意味での「経営参加」ができる現場リーダー育成を目指していることを訴えました。

 

 そのために、国交省の「監査」「行政処分」が厳しく、物流トラック業界が大きな過渡期に入り事業存亡の危機を迎えているといった業界情報なども研修を受ける現場の方たちと共有していること、「ドライバー」だから、「リフトマン」だから、「配車」は日常業務に追われているからといった意識から覚醒して頂き、経営者の立場に立って安全の技術はもちろん、コンプライアンスや法的規制などへの理解を深める研修も実施していることを強調しました。

 

 会社・職場に本当に必要な「安全を基礎とした」人材を育成することが物流技術研究会の原点であり、それが現在の活動に至っているからです。

 

現場で即役に立つ研修を目指す

 その後、物技研の発足経緯や「研修部会」と「推進部会」という2つの部会で運営を行っていることを紹介し、具体的な研修の内容を説明しました。

 

 研修については、 

 ●フォークリフト・インストラクター研修

 ●ドライバー・インストラクター研修

 ●配車担当者安全研修

の3本柱で、東西の加盟各社の拠点を活用して回り持ちで開催し、明日から即、現場で活用可能なカリキュラムであり、参加者が「役に立った」と感動する内容で行っていることを強調しました。

 

同業他社との情報共有が重要

 配車担当者研修では、実際に運送事業者が起こした事故事例を取り上げ、改善基準告知違反が隠れていないか、再発防止のためにどのような対策・指導をすべきか、配車担当者がグループディスカッションして課題を考えている様子なども紹介しました。

 

 また、最近実施した新しい活動として、ステップアップコンテスト(改善事例発表会平成25年11月)について紹介し、同業他社との情報共有と『競う』場の提供を目指していることを伝えました。

現場のドライバー・オペレーターが講師を務める

 最後に私たち物技研の研修会では、リフトやドライバーの研修会実技については、現役ドライバー・現役オペレーターが行っていることを強調しました。

 

 彼ら自身がスキルアップし各社内のインストラクターとして活躍しています。

 研修を受ける方たちも、「いつかは教える側に」といった気概を引き出すことが、当方の研修の大きな目的のひとつであることをお伝えしました。

 

 パワーポイントによって具体例を数多くご紹介しましたので、懇話会の受講者の方々に、当会の活動について理解いただき、また強い関心を持っていただけたのではないかと思っています。

 

物流技術研究会公式サイト