ドライバー・インストラクターに聞く

前列左から古谷俊之氏(エービーカーゴ西日本)、森井満夫氏(同)、澤井和樹氏(ティービー)、後列左から吉村隆司氏(エービーカーゴ西日本)、野村康志氏(ティービー)

■プロドライバーの成長のお手伝いができることが喜びです

※平成26年6月8日に実施されたドライバーインストラクター研修の合間に、講師スタッフ(現役のドライバー)の皆さんに講習についてお話を伺いました。

 

編集部 物流技術研究会の研修の大きな特徴は、丸山さんや青柳さんなどの専任講師だけでなく、現役ドライバーの皆さんが講師として実技講習などを実施していることだと思います。

 ドライバーの仕事もしながら、休日出勤して講師を務めるのは大変だと思いますが、いかがですか。

 

森井 物技研の研修が初まって以来参加しています。正直言って最初は負担かなと感じたのですが、実際に講師をさせていただくと、ドライバーとして大切なことを自分自身も学べるので、とてもいい経験だなと思っています。不満はないですね。

 

澤井 私も講習は最初から参加し、自分自身が楽しんでます。教えることで教えられるというか、良い体験です。同業ドライバー仲間の手伝いをしているということは、本当に楽しい仕事だと感じています。

 

古谷 私は森井さんのあとに参加しましたが、現役のドライバーにとって、こんな指導の仕事をさせてもらうということは本当に有難いと思います。自分自身の糧にもなります。教える立場にいるということが良い意味のプレッシャーとなって、安全運転にもつながります。

 

野村 指導の技術など、自分で考えなければいけないことも沢山ありますけれどね。先輩は何も教えてくれないし(笑い)。でもそれがいいんですよ。自分で工夫してやることで、私自身とてもスキルアップにつながっていると思います。

 

吉村 私は昨年からの参加ですが、安全なドライバーとは何かということが指導をしているとよくわかります。点検ひとつとっても皆の役に立つのは大変うれしいですね。参加したドライバーに教えられることもあります。

 

澤井 講師といっても、普段は現場で働くドライバーですから、そういう意味では教える側も一緒ですよ。皆とともに成長できるということがいいのです。

 

古谷 そうですね。今日の点検実技を見ていても、1回めに回ったときより2回めでは随分違ってきます。少し体験しただけでも、ドライバーの取り組む姿勢が変わってくるのを見ると、やはり研修は意義があることだと強く感じます。

 

編集部 皆さんは、今後もドライバーを続けながら講習に取り組んでいきたいと思われるのですね。

 

インストラクター一同 はい。今後も研修の技術といったものを高めて、裾野を広げていきたいです。

 安全は、ただ単に知識を教えるといったことだけでは身につかないものなので、「こんなこともやったら面白いかな」といったアイデアを皆で出し合って、職場でも講習を続ける姿勢を伝えていくことが大切だと考えています。

 

──お忙しいときに、ありがとうございました。    

物流技術研究会公式サイト